外資系企業でリストラは日常茶飯事!!

外資企業の実態(リストラ)

リストラは突然やってくる

外資企業のリストラは「バッサリ」行きます。

 

何がバッサリなのかというと.......

 

規模が大胆

  • 部署ごとカット
  • 日本法人を徹底(日本支社をなくすということ)

 

 

自分の実力あっても救済されない

大きな成果を出した、会社で頼りにされている存在、そんな人でも部門ごとカットになったら救済されません。その部門に在籍している人全員がリストラ対象です。

 

 

突然のアナウンス

新卒採用していたのに、新人も含めて6か月後に開発研究所がなくなる
ある部門の全国会議という名目で、地方から社員が集まった会議で「この部門をA社に売ったから」と発表。
朝来たら机の前に「今から8時間以内に退社すること」という手紙が置いてある。(←某外資系金融会社)

 

 

なぜ外資系企業でリストラは頻繁に行われるのか?

 外資系企業のリストラは大胆です。
海外に本社があってGloba展開している会社にとって
日本は数ある中の一つの支社にすぎません。

 

日本に支店を置いている意味がないと
本社が判断すれば、日本撤退もあります。

 

中国やインドの成長は著しく、
経済規模も大きいです。

 

成長率が低く、成熟した日本市場で
戦うメリットを
外資系企業の本社がどう判断するのか、、、

 

こういう方針はチェックしておいた方がいいですよ。

 

英語になりますが、
行きたい会社のIR情報などをみれば
会社の業績、将来の事業計画などの
情報を手に入れることができます。

 

会社は株主のものです。
株主に対する責任を果たすことが
会社の使命

 

外資系企業は株価に敏感で、
長期よりも短期的に
どう会社を立て直すかという策がねられます。

 

待てないんですね。

 

なので手っ取り早い業績回復策として、
「リストラ」「コストカット」がされます。

 

住宅手当・家族手当など
福利厚生はどんどんカットされます。

 

その代り実力があれば昇進して
高い給料をてにすることができます。

 

ゆっくり働きたい、なが〜く働きたいと
思っている人には不向きな会社です。

 

30代独身非管理職が消えていく。。。。

リストラのリスクが頻繁にあるゆえに、
私の会社では
「30代 独身 非管理職の女性」 で
会社に残っている人はあまりいません。

 

 

新入社員の時は
女性だってそこそこいます。
20代中盤の女性もいます。

 

でも、
35歳あたりの女性が一気に減ります。

 

みんなどうしちゃったのだろう?と
入社当時は不思議でした。

 

 だって外資系企業は「UP or OUT」なんですもの。

 

 

外資系企業に30代で残っている人はこんな人です。

  • 管理職(マネージャー)で、独身 もしくは 子供がいる。
  • 非管理職でも結婚して子供がいいる人で、総務やCSRなど比較的緩やかな部署に所属している人。

 

非管理職で独身の30代は
「子育てで仕事をばりばりできない」という
言い訳ができないので、
いずらくなる雰囲気があり転職していきます。

 

外資系企業のマーケティング、外資コンサル、外資金融な
ど華やかで大きな仕事ができるような職種は
不夜城と呼ばれるほど忙しいため、
「子育てしながら非管理職」で続けるのは厳しいようです。

 

非管理職=下っ端は
単純作業や雑用も多く、
自分で仕事を選べません。

 

マネージャーなら、仕事を部下に振って帰ることができます。

 

就職する段階から、将来出産した時も働きやすいかを視野に入れて考えましょう。

 

就職するときは「一人称=私」のことだけ考えます。夢いっぱいで大きなことをやりたいという希望でいっぱいです。自己分析や就職先の希望理由だって、夢いっぱいに語らされます。就職時に「将来の自分の家族」を考えて就職する人ってあまりいないのではないでしょうか? 「自分がお母さんになっている」姿なんて想像して就職先を考えませんよね?外資系企業を狙う女性は特に「頭がよくて、できる、英語も得意、バリバリ働いて、結婚なんてしたくない」なんて思っている人が多いのではないでしょうか?

 

 でも就職して、友達が結婚しだして、子供がほしいなぁ、と将来を考えだすと、「リストラの危険と仕事量の多さに疑問」を抱いてきます。子供が3歳くらいまでは免疫力がないので、熱を出すことが多く、早退することがたびたび。仕事はたまる一方です。

 

Up or OUT(昇進しなければやめる)の文化の外資系企業で働き続けることは難しいのです。

 

外資系には大学時代には出会ったことがないような「できる」人たちが集まっています。

 

東大、慶応大学、早稲田大学など有名大学出身者。
サークル代表、海外でボランティア経験あり、インカレ優勝のテニス経験者、海外に10年住んでた帰国子女、海外の大学出身などなど、実に華々しい経歴の持ち主がそろっています。
優秀な人たちと仕事ができ、刺激をうけて楽しいのですが、埋もれないようにする強さ、自己PRできるか、が必要です。

 

 

80対20の法則をご存知ですか?

80%の仕事の成果はたった20%の人たちで作られている。
いくら優秀でも周りがもっと優秀な人たちの中で勝ち残っていくのはとても大変だということを肝に銘じてください。

 

日本企業では英語ができる人は多くは有りません。某有名電機メーカーはTOEIC600点持ってないと課長になれないようです。外資系企業を希望する人はTOEIC750点以上は軽く超えています。すでに日本企業では課長レベル。なのに外資系企業では下っ端のことも。 外資系企業に就職していた人が日系企業に転職するのは喜ばれること。「英語ができる。英語で仕事をしたことがある」というだけで重宝されたり、自分の力を外資以上に発揮できることもあります。

 

 

外資は「英語は出来て当たり前」  英語+アルファのスキルがあって初めて評価されるのです。

 

評価されるハードルが日本企業よりも一つ多いのです。

女子大生が外資系企業を選ぶときにするべき質問

自分のライフプランを考えて慎重に選んでください。 私が就活していた時はこんな質問を考えもしませんでした。 会社説明会やOB訪問で女性が確認しておいた方がいいポイントは下記の2つです。
  1. リストラがどのくらいの頻度で行われているのか?
  2. 30代で子供を持つ非管理職の女性はどのくらいいるのか?
日本の労働法は厳しく、 海外のように簡単に リストラできないようになっています。 豊田市のように 街全体がTOYOTAに勤めている人で 成り立っているような企業もあります。 リストラ=大量の日本人が無職 それによる消費の冷え込み、経済的ダメージも大きいのです。 日本は何十年も終身雇用制度を採用してきました。 できるだけ一つの会社で長く働こうと思って人生プランを組んでいる人がほとんどです。 会社のトップ・役員もそのような環境で人が育って来た人たちです。 外資系企業のようにリストラに慣れているわけではありません。 内資企業のリストラは 外資に比べて慎重に行う 傾向があるようです。 外資でびっくりしたことは、 私が入社して3年後には 部署のマネージャー以上の ほとんど(80%くらい)は 変わっていました。 外資企業ではそのくらい 入れ替わりが激しいです。

外資企業の残酷なリストラ通知

イギリス系銀行に勤めるAさんの話です。 解雇通告は突然やってきます。 朝出社すると、机の上に紙が。 そう、それが解雇通告なのです。 今から8時間以内に荷物をまとめて出て行ってください。的な内容が通告されるとのことです。 あなたはこんな職場でやっていく自信がありますか?

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