外資の実態(離職率が高い)

外資の実態(離職率)

外資系企業の離職率はかなり多い!?

外資系企業の人事はきちんとした離職率を話してくれないと思います。

 

離職・転職が激しい部署もあれば、そうでない部署もいます。会社として平均化した人の離職率をいう会社が多いです。

 

外資の離職率は業界・部署によって差があることは、外資の実態(UP or OUT)の記事で外資で離職率の多い業界・部署をご紹介しました。

 

なので、「長く会社に働いている人はどのくらいいるのか?」ということを確認する場合は、「どの部署で?どのポジションで?」ということを明確に指摘したほうがいいでしょう。

 

 

外資の離職率は日本企業に比べるとかなり多いといえます。

 

入社して3年‐5年もたつと、入社当時のメンバーがほとんどいない。
気づいたら自分しか残っていない、、なんてこともあります。

 

平均して入社メンバーの50%は転職していくのが外資です。

 

外資で就職する場合は「ずっとそこにいる」ということを考えずに「転職」のオプションを持っていた方がいいです。
むしろどういうキャリアプランをたどりたいのか、ということを念頭において計画的に就職・転職をしてください。

外資系企業 業種別離職率ランキング

離職率は企業の種類、部署ごとでも違います。

 

私が外資に勤める友人などから聞いた情報だと、業種による離職率は上から順にこのようになっています。

 

外資系証券会社
外資系銀行
外資系保険会社

4位 外資系コンサル会社
5位 外資系医療会社
6位 外資系化粧品会社
7位 外資系食品会社

 

外資系金融会社がトップ3を独占!!
金融会社は外資の中でも下剋上が激しい会社。
結果に対しての責任を常に追われます。お金を扱うので売り上げが如実にのしかかるんですね。

 


面白いのは、転職した人は同じ業界の中で動く傾向が強いです。
金融系だった人は証券・銀行・保険会社をぐるぐると、コンサルはコンサルでぐるぐると。
化粧品会社の人はロレアル・ヘレナなど外資企業をぐるぐると転職します。


顔見知りが取引先相手として登場してくる。
転職した先に先輩がいる

 

鉄の心臓をもつ人は同じビルの中に入っている違う会社へ転職する。
するとランチやエレベータで前の会社の人にばったり。

 

同じビルの違う会社に転職なんて、外資の人は胆が据わっています。
日本企業にいた人なら体裁が悪い、気まずい、と思いますよね。
そういう感覚が外資企業の人は「ドライ」な傾向があるといえます。

 

 

 

 

外資系企業 部署別 離職率ランキング

外資系企業は離職率が高いのですが、部署ごとにその離職率は違うようです。

外資系企業で人気がある金融会社・メーカーで離職率が高い部署を聞いてみました。

外資系金融会社の中での部署別離職率

営業
ディーラー
調査部

数字の責任を背負っている「営業」が離職率NO.1!
保険会社では親戚だけでなく、友人、友人の友人まで巻き込ん契約合戦が繰り広げられます。
金融会社では自分のアドバイスした株の動向がよくなく、億単位の資産家の人に土下座した、という人も。
厳しい環境で戦い、結果が出なくて転職する人もいれば、
超優秀で「ヘッドハンティング」され収入UPさせる人も!

外資系メーカーの中での部署別離職率

マーケティング
市場調査部
ファイナンス

外資系メーカーはブランドマーケティングが得意。

お水、お酒、
コーンフレーク、スナック
シャンプー、化粧品、
バック、靴など、

雑誌に出てくる有名ブランドの育成・開発にかかわれる花形部署。

部署内でもマーケティングの権力は偉大です。
製品開発プロジェクトのリーダー的位置づけ。
TVCMを作成できたり、お台場や渋谷などでイベント企画などできます。

楽しくてやりがいがありますが、外資系メーカーのマーケティング部は「不夜城」。
消費者のグループインタビューはOLさんが相手だと夜19:00から開始は当たり前。
アメリカ本社との電話会議は昼夜逆転。

化粧品会社は女性が多いですが、マーケティング部の肌はぼろぼろ。
ノーメイクで出勤も。化粧する時間も無くなってくるようです。

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