外資の実態(実力より政治)

外資の実態(実力より政治)

外資だって完全な実力主義でなく、どろどろした政治の癒着も!!

古い体質の日本企業は、ねちねちした根回しや内部政治が昇進に必要

 

典型的な超日本企業は、上司、課長、部長までおべっかを使い、飲み会にもいき、持ち上げ、実力以外の労力もつかって昇進しなければなりません。
偉い人に気に入られさえすれば、実力がなくても昇進できるコースがあリます。

 

外資から某食品会社に転職した女子の先輩によると、、、、

 

喜び組が組織されている!!
喜び組の目的:社長・副社長・事業本部長など偉い人を若手女子社員で囲み、自尊心をくすぐる。
召集令状部長が部署内の美人女子にのみ招待メールを送付。部署全員の女性でなく美人のみ。
宴での部長・課長の役割:飲み物や料理の注文、終始宴会のサポートにまわる。
女子社員の役割:社長の自慢話に徹底して「すごい!」の連発で持ち上げます。

 

仕事ではしっかりしている部長が宴会で社長にあごでつかわれるなんて、、、、サラリーマンは大変です。

 

 

会議でよく発言をしていたら、「女の子はもっと愛嬌があった方がいいよ」と上司から忠告される。発言しない人はいらない人、と認定される外資とはだいぶ文化が違う。。。

 

と〜〜っても古い体質の日本企業に行くと、こんなことが本当にあるみたいです。

 

めんどくさい、とおもったあなた!!自分はリーダータイプかサポータータイプかよく考えてくださいね。

 

日本企業の方が向いている人

愛嬌がいい、お願いが上手、リーダーよりサポータータイプ。お菓子作りが好き。おじさんの冗談に笑顔で付き合うのは得意。

 

 

外資系企業の方が向いている人。

自分の意見をごり押しできる。人に指図されるのが嫌い。リーダーとして活躍するのが好き。人を巻き込んで物事を進められる。ねえさんといわれる。

 

外資系企業でも政治力が必要ってどういうこと??

外資系企業でも大きくアメリカ系とヨーロッパ系で文化が違います。

  • アメリカ系=本社がアメリカにある
  • ヨーロッパ系=本社がヨーロッパにある。(イギリス、フランス、ドイツ etc....)

 

アメリカ系は実力主義:UP or OUTが徹底されている。

アメリカは「アメリカンドリーム」といわれるように、ホームレスがミリオネアになったり、資産家生まれでなくてもお金持ちになれたりと一発逆転できる文化です。実力があれば上へどんどん上っていけます。もともとアメリカはイギリスで宗教戦争から逃れてきた人たちが新しい生活を夢見て開拓した土地。そこには階級や人種などの区別がほとんどありません。アメリカでは黒人のオバマ大統領が黒人初の当選ということで、実力があれば、認められるのです。

 

 一方アメリカは貧富の差が激しいことでも有名です。お金持ちはどんどんお金持ちに、会社の経営が危なければリストラ。効率を重視し、終身雇用という概念はありません。なので、本社がアメリカ系の会社は「UP or OUT」が基本。実力があればどんどん昇進しますが、実力がない人は辞めざるを得ないのです。個人評価も徹底されており、ターゲットを達成しなかった回数が2回あると、3回目に失敗したらさようなら、という会社も。育児で6時までにお迎えに行かなければいけないお母さんは必然的にパフォーマンスが低くなります。すごく昇進してベビーシッターを雇ったり、普段の掃除をヘルパーさんにお願いする資金があればこの壁は心配いりません。

 

 アメリカ系のいいところは、「判断基準・方針・戦略が明確で、下から上まで考える視点が組織的に統一されている」ところです。なので、AさんとBさんでいうことが違う、というのではなく、Aさんにきいても、Bさんに聞いても大体同じような答えが返ってくる。仕事をするうえで、相手の反応がわかるので、話を通しやすいのです。たとえばあるプロジェクトについて部下同士で合意をとったあと、上司に否決されるということはあまりありません。なぜなら部下と上司の判断基準が同じになるようにトレーニングされているからです。これがヨーロッパ系の会社だと、部下同志で合意をとっても上司にひっくり返されることがあり、プロジェクtが右往左往してしまうことがあります。アメリカ系の会社は「もし誰かが抜けても、代わりの人がその穴を埋めることができる」ように、トレーニングを徹底しています。就職試験の際も「こういう人物」という人物像がかなりしっかりしており、某企業では9種類ぐらいの人間のタイプを分けられるテストのある特定の種類1つに当てはまった人だけ採用する、という噂も聞いたことがあります。

 

 

ヨーロッパ系は比較的人に重きを置いているので、政治力が必要

アメリカはいろんな人種を実力という基準や誰でもできるフォーマットなどに当てはめることで、統制してきました。一方ヨーロッパは地理的に見て、いろんな国が隣接しています。ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・イギリスなど、それぞれ独自の言語・文化があります。隣接する国との争いを避けるために、一つのやり方に収めるのではなく、いろんな文化・人種の良いところを尊重する文化です。なのでヨーロッパ系の会社は「人」の素質やセンスで物事が進む傾向が強いようです。ジャングルのような世界です。怖いトラもいれば優しいキリンもいる。それぞれが得意な力を発揮し、補い合って組織の調和を保っています。なので物事の判断が人によっていうことが変わってきます。串刺しになるような考え方がないのです。大きな方針はあるのですが、細かいところは個人によって解釈が違います。なのですごくクリエイティブな人が受け入れられることもあれば、そうでない場合もあります。

 

 ヨーロッパは福祉国家が多いですよね。なので、ヨーロッパ系外資企業は「UP or OUT」が緩い傾向にあります。失敗しても責任をとって辞めさせる、ときられるようなことは少ないです。逆に言えば、責任の所在が不確かなので、「結果を出していない偉い人がずっと居続けている」「イマイチな上司」がおり、仕事をしていても「なぜこんな戦略がでてくるんだろう?」「むだな仕事依頼されることが多い」など、納得いかないで仕事をすることがあります。たちが悪いのは実力がないのに「政治力」「口がうまい」ダメマネージャー。変に偉い人に気に入られているので、なかなかやめさせられません。外資系企業に入る人たちは「論理的で、大きな仕事をしたい」と希望に満ちています。そんな人たちにとって政治がうまいだけの上司の下で「無意味な仕事のために働く」のは苦しいことです。

 

 ヨーロッパは歴史的にそれぞれの国が独自の文化を築いてきました。フランス・イギリス・ドイツ・イタリア・スペイン・ベルギー・オランダなど長期王政を続けていたこともあり、自分たちの文化に誇りを持っていたり、階級を意識します。なので、それぞれの国の文化を理解し、尊重することが必要です。某フランス系の会社に転職した友人は「意外と愛嬌と人付き合いが重要視されている」と言っていました。フランスは華やかな社交文化があります。そうしたマナーや気遣いができることも仕事の実力以外で必要とされるのです。バリキャリで自分だけできればいい、というワンマンタイプのキャリアウーマンでは通用しない場面もあります。 ドイツ人は日本人と近い部分があるので、ドイツ系企業などは日本人にお勧めかもしれません。

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